事前録画で金融セミナーを配信する前に知るべき4つのこと
事前録画の場合、撮影後に動画編集するので、原稿通り、想定時間通りのセミナー動画を作ることができます。一方で、ライブならではの双方向なコミュニケーションが取れないことがネックになってしまいます。
そこで、事前録画の効果を最大限生かしつつ、通常のセミナーと遜色のないようにするためにはどのようなことを心掛ければ良いのでしょうか。ウェビナーを成功させるために知るべき4つのことを確認し、貴社にとってベストな方法を見つけてください。
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自社のサイトから動画配信して、参加率を高める
ウェビナーにより多くアクセスしていただくためには、貴社のサイトのどのページに動画を配置するかも重要なポイントです。金融機関の事例を見ると、2社間の合同セミナーという形式で、複数企業のホームページにセミナーの告知を載せる例もいくつか見受けられます。
更に参加者を増やすためには、ターゲットに向けたWeb広告やSNSでの発信も必要となるでしょう。いずれもセミナーのコンセプトを定めたうえで、「参加するメリット」がしっかり伝わるコピーが求められます。
事前録画セミナーの出席者数をトラッキングする
セミナーを告知した人のうち何割が視聴に至ったかは、今後の改善において非常に重要なポイントです。このように、視聴者の数のトラッキングのみで目的が達成できる場合は、Google Analyticsを用います。時系列のアクセス数を把握することで、目標とする視聴数に達しているのかどうかを確認しましょう。

事前録画のセミナーの場合、基本的には「誰が出席したか?」まで確認することができません。しかし、個人名や会社名でどうしても誰が受講したのかを把握し、トラッキングや詳細な分析を行ないたいとケースもありますよね。そんな場合は、下記の選択肢が挙げられます。
- e-Learningのシステムで動画配信を行ない、受講確認のボタンを設置する
- 動画にアクセスする一歩手前のプロセスで、受付認証のシステムを導入し把握する
いずれもややコストがかかるため、本当に受講者確認が必要かどうか、まずは確認してみてはいかがでしょうか。
集中してセミナーを聞いてもらう工夫をする
オンラインセミナーで課題となるのが「ながら視聴」。PCを作業しながらセミナーを聴講する参加者が多いため、いかにセミナーに集中していただくか、が鍵となります。
事前録画タイプのセミナー配信の場合、以下の3つの形式をうまく組み合わせて活用することが非常に効果的です。
① いつもと同じ雰囲気を残すならセミナー形式
こちらは、貴社のセミナー講師がカメラに向かって話かける画面と、それに合ったパワーポイントのスライドが組み合わさった動画です。最も大きな特徴は、メニューを付けられること。メニューを選ぶことによって、参加者の興味の高いトピックの動画に飛ぶことができます。

② 口頭の説明で難しい場合には、アニメーション
特に金融商品に関するセミナーの場合、会場に集まるリアルのセミナーであっても、制度や金融商品の仕組みなど、参加者が理解しにくい内容になりがちです。そんなときは、こちらのようなアニメーションを活用した動画を配信すると、より伝わりやすくなります。

③ e-Learningのように習熟度を確認
聴講している視聴者が、「セミナーの内容をどれだけ理解できているか」まで把握したい場合には、e-Learning形式を採用するのが最適です。
いずれのタイプとも、貴社のご希望を伺いながら、弊社アイキューにて編集作業をいたします。お気軽にご相談ください。
セミナー後は、アンケートを取って効果測定を
会場に集まって実施するセミナーで良く行なわれる受講者アンケート。録画セミナー配信でも受講者の反応を知り、今後の改善に活かしたいとお考えではありませんか? 録画セミナーでもアンケートを収集したいの場合は、動画にアンケートフォームのURLを付ける方法をオススメしております。

この方法を活用すると、たとえば動画から質疑応答用の問い合わせフォームに移動してもらうこともできます。補足資料のダウンロードや、問い合わせフォーム、アンケートのリンクをひとまとめにした特設ページを作成し、セミナー動画から特設ページに移動していただく、という導線も作ることも可能です。
金融のオンラインセミナーを実施したいなら、まずはお問い合わせを
アイキューは、専用の機材を利用したセミナー撮影やアニメーションの作成まで含めた、金融業界に特化したオンラインセミナーサービスをご提供しております。貴社が開催されたい金融セミナーやその目的などを教えていただけましたら、最適な配信方法をご提案させていただきます。
オンラインセミナーの事例を知りたい、セミナー配信の方法をもっと知りたい、やるか分からないが見積りを取りたい、などなんでも構いません。お気軽にこちらからお問い合わせください。お電話やメールでのお問い合わせも受け付けております。
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