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ESGファンドの購入者はどのような投資家か?

全体でも数が少ないESGファンドの投資家。それでは、どのような個人投資家がESGファンドを購入しているのでしょうか。21年6月に実施した個人投資家への市場調査によって深掘りします。

 ESG投資家のメインは20~30代と60代以上

今回、投資家をESGの保有・認知の状況により4つのカテゴリに分類して比較をしています。

年齢分布を見ると、ESGファンドに投資する(したことがある人を含む)個人投資家は、30代以下4割と60代以上4割の2つのグループに分かれています。一方で、ESGを知らない投資関心・経験者層は、30代以下が2割、60代以上3割であり、ESGファンドの保有者には30代以下が多いことが言えます。

 運用経験豊富で、積極運用派の投資家が多い

保有する金融商品は、他の投資家に比べて幅広いことも特徴的です。内訳を見ると、投資信託だけでなく、債券、仮想通貨、Fxへの投資経験があることが分かっています。

運用方針にも特徴が見られます。自己申告ではありますが、ESGファンドの保有者は、安定派24%に対し積極派71%と、安定派が意外にも少ないです。ESG検討者やESG認知者には、安定派が44%いることから、この差が特徴的であることが分かるでしょう。

情報収集のルートも多岐に渡っており、だからこそESGファンドの情報にたどり着けたという事も言えそうです。金融・保険の担当者からの勧めも、これまでは有効な要素だったことが分かります。今後は、これらの情報ソースを活用しない層に対していかにアプローチするかが重要になっていくでしょう。

 ESGの投資家像についてより知りたい方は

下記のリンクから、それぞれの興味関心領域をご覧いただけます。

 調査結果の全てを見るには?

今回ご紹介したESG投資の市場調査は、レポートとしてご提供をしております。お手元でご覧になりたい方は、「ESG調査レポート希望」と記載し、i-Cue(アイキュー)金融事業部までお問合せください。

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