動画を使って効果的な金融商品プロモーションを行なう方法
皆さん、こんにちは。i-Cue(アイキュー)で金融機関向けのCX設計や動画マーケティング企画を担当している杉崎です。
私たちi-Cue(アイキュー)では、保険、ローン、投資信託、iDeCoなど、金融商品やサービスに関わる動画の企画・制作のご相談を多くいただいています。
本記事では、私たちが年間100本以上の金融動画制作をサポートする中で培った経験と情報を基に、『動画を使ってより効果的に商品プロモーションを行なう方法』の具体例をご紹介したいと思います。
金融商品プロモーションの動画活用事例
弊社のサポート事例を基に、それぞれのプロモーション目的に応じた動画の活用方法をご紹介します。
①認知してもらう
まずはニーズがあるお客さまに自社商品を認知していただくステップから。
このステップでは、短い時間でお客さまの認知を獲得することが求められます。それにはテキスト情報よりも情報量が多いという特長を持つ、「動画」が最適です。
担当されている金融商品について想像してみてください。お客さまに抱いてほしいその金融商品の第一印象やイメージとは、一体どのようなものでしょうか?
「この商品(サービス)って〇〇なんだ!」と印象に残していただく。情報量が多い動画の特長を活かせば、認知してほしい金融商品のイメージを多面的に表現することが可能です。

自社のWebページに限らず、テレビやYouTubeなどの掲載メディア、想定する視聴者像などを分析しながら、お客さまの認知を獲得するための動画を作り込みさせていただきます。
②興味をもってもらう
金融商品を認知したお客さまに、商品の特性を知ってもらうまでの間に必要なステップです。次のステップにバトンを渡すには、「これなんだろう? もっと詳しく知りたい」という興味をお客さまに持ってもらいましょう。
興味を持ってもらうためには、金融商品で届けたいメッセージを視聴者に「自分ゴト化」してもらう動画を利用することが効果的です。

「興味をもってもらう動画」をより効果的に使うには、商品説明の前に視聴していただくことがポイントです。こうすることで、お客さまは商品性をより理解しやすくなるでしょう。
商品説明の前の視聴していただくといっても新しいフローを作成する必要はありません。たとえば、WebサイトのLPや商品ページ、セミナーの冒頭で活用していただくなど、既存のフローに組み込むことが可能です。
③商品性を理解してもらう
お客さまに興味を持っていただいたら、次に超えなくてはならないステップが商品性を理解していただくことです。でも金融商品は複雑なものが多いですよね。
複雑な商品性の金融商品の場合、説明用のパンフレットやWebページなどテキストだけでは、スペースに限りがあります。加えて、説明することが多ければ多いほど、お客さまにとっては読みにくい資材になってしまいます。イラストや図表を加えても、商品を深く理解するご担当者さまと、初めて商品を理解しようとするお客さまでは、同じイメージを共有できない、という課題が残るでしょう。
そんなときには「商品説明の動画」を利用することが有効です。

このようにイラストアニメーションやナレーションを組み合わせることで、複雑な金融商品であっても商品性をより具体的に表現できるようになります。
Webサイト掲載によるお客さまへのご説明だけでなく、渉外担当者さまや販売パートナーさまの研修資材としてもご活用してみてはいかがでしょうか。
④申込みをしてもらう
意外と見落とされがちなのが、購入が決まったあとの申し込みのステップです。
ご存じの通り、金融商品やサービスの申込みは煩雑であるため、申込請求をしてくださったお客さまが申込みを完了できないケースが多く存在します。
分かりにくい申込み方法は、店頭や担当者への問い合わせ増加にもつながります。問い合わせ増加によって、社内負担が増えたり、専用の研修を実施する必要がでてくれば、コスト増にもつながります。
そんなときに活用できるのが「申込み手続きをサポートするための動画」です。
金融の申込みが分かりにくい大きな理由は「複写書類2枚目が存在する」「書類が複数枚存在する」などです。このように動画のイラスト、アニメーションを利用することで、これらの分かりにくさを大幅に軽減していただくことができます。
「申込みをサポートする動画」を必要なお客さまに確実にお届けする方法もあります。それは、動画リンクを表示するQRコードを、申込みキットに同封するパンフレットに掲載する方法です。現状のツールを無駄にすることなく、動画を使って改善することが可能です。
⑤購入後も安心して利用してもらう
ご購入したお客さまはライフスタイルの変化やマーケットの変動に伴い、購入した金融商品を契約し続けて良いのか、把握したいというニーズをお持ちです。しかし、すべてのお客さまに対して、対面だけで情報提供をし続けることが難しいこともあるのではないでしょうか。
そんなときには「アフターフォローをするための動画」をご活用いただけます。

特に投資商品など急な相場変動によるタイムリーな情報提供が必要な場合、上記のようなライブ配信を活用することが効果的です。
新型コロナウイルス対策のためにお客さまを会場に集めることができない時期には、動画を用いてアフターフォローをご検討される金融機関様が増えております。
まとめ
弊社が提供する金融商品の動画は、貴社の既存フローやツールを大幅に変えることなく組み込むことが可能です。そしてワンシーンに留まらず、認知・興味・理解・申込・継続のすべてのプロモーションシーンで活用いただけます。
金融商品のプロモーションに課題を感じているご担当者さまは、どんな活用方法があるのかを一度ご検討されてみてはいかがでしょうか。
金融商品プロモーションでお困りではありませんか?
i-Cue(アイキュー)は、企画の立ち上げ、制作、ローンチ後の効果検証まで一気通貫して担当者さまのプロジェクトに伴走する、コンサルティング型の制作会社です。
「導入事例を知りたい」「制作の相談をしたい」などのお問合せは、こちらのお問合せフォームまたはお電話にてお気軽にお問合せください。
TEL:03-5579-8490 (担当 / 杉崎)
<関連記事>
関連記事
-
-
担当者負担を減らす『事前収録型Web勉強会』開催方法
2022.11.30
ブログ
-
-
金融教育に関心のある層は、金融商品への関心も高い
2022.11.22
ブログ
-
-
ネット証券の取引で停滞してしまう理由にはUI・UXも
2022.11.22
ブログ
-
-
最近の個人投資家が活用する情報は?
2022.11.22
ブログ
-
-
利用されているのはネット専業証券だけか?
2022.11.22
ブログ
-
-
ネット証券の口座の保有は急増、その理由は?
2022.11.22
ブログ