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コロナ禍中、休止していた事業報告映像を復活
スムーズな総会運営を実現し、映像の重要性を再認識
企業情報
日本板硝子株式会社
- 上場市場
- 東証プライム
- 決算期
- 3月
- IRサイトURL
- https://www.nsg.co.jp/ja-jp/investors
導入サービス
- サービス
- 株主総会 事業報告映像制作
(左から)カンパニーセクレタリー室 主幹 西垣様、肥後様、室長 中西様
株主総会の事業報告を映像化した経緯とその効果について
Q. 御社とはコロナ禍以前からのお付き合いで事業報告の映像をお作りしていました。コロナになって一旦映像制作は休止して改めて2023年から映像制作をさせていただくことになりましたが、そのあたりの経緯を教えてください。
コロナ禍中は総会の進行を短縮せざるを得なかったため、映像をなくしてパワーポイントでの社長による説明に変更していました。今回はコロナも5類になり、世間の株主総会や各種会議体の開催も、昨年までのようなコロナの制限を外して元の形に戻しつつあるという状況でした。我々としても事業報告を映像で伝えた方が株主様もより理解しやすいと思ったので従前の形に戻し、事業報告を映像化することにしました。
Q. パワーポイントから映像化したことでどのような効果がありましたか?
当然のことですが、株主総会では、株主様に報告内容をわかりやすくきちんとお伝えしたいと考えています。音声については、プロのナレーターが読んでくださるので、株主様にとって非常に聞きとりやすかったと思いますし、そこに、映像が加わることで、事業内容や業績をより理解していただけたと思います。当社がお願いしたのは「事業報告」部分の映像化でしたが、プロに依頼することで、きちんと株主様に報告できるという点で非常に安心感がありました。
▼制作した事業報告映像
またコロナ禍中は、株主総会の最初から最後まで議長でもある社長がすべて自身で進行と説明を実施しており、多くの負担がかかる状況でした。株主総会は、年に一度、会社側が株主様と直接対話ができる場です。事務局としては株主様とのコミュニケーションを大事にするためにも、事業報告を映像化することには大いに意味があったと思っています。
また、当社はバーチャル株主総会を行っています。映像はバーチャル株主総会との相性がいいと思っていますし、アンケート結果からも非常にポジティブな反応をいただいているのでその点についてもよかったと思います。改めて、やはりビジュアルとナレーション音声でわかりやすく伝えるのは非常に有益だったと感じています。
映像制作について
Q. 今回、スケジュール通り比較的スムーズに制作が進みましたが、社内のチェック体制についてお伺いできますか?
ナレーション原稿については映像制作をする前に社長に確認してもらいました。その後は、全体の進捗状況の報告を定期的に行う一方、映像の細かい内容等に関しては事務局に一任されていました。ナレーション原稿と主要なポイントについては社長と事前に共有できていましたので我々事務局とi-Cueさんの間のやり取りのみで比較的スムーズに進行できたと考えています。
Q. 事業報告映像にいれる映像素材はどのように選定されましたか?
当社はYouTubeで映像を公開しているケースも多く、当社のYouTubeから事業報告映像に使いたい映像素材を選定しました。そうした素材は広報部で管轄していますので、広報部にサポートしてもらい、選定した映像を支給してもらったり、その他YouTube以外の素材も必要に応じて集めてもらいました。そうして集めた素材は我々事務局で再度精査を行いi-Cueさんにお渡しするようにしていました。
最初から映像素材が全部揃っていたわけではなく、直前になってこの動画も入れたい、あの画像も入れたいという話になったので少しバタバタしてしまった点は来期への課題かなと思います。
Q. ナレーション収録についてはいかがでしたか?
本番ナレーション収録の際に当社が聞いていて気づかないような微妙なイントネーションの違いや音の揺れなど、細かい部分をi-Cueさんにご指摘いただきました。読み間違いのみならずそのようにきめ細かい対応をしていただき非常にありがたかったです。今後もより積極的にアドバイスいただければと思います。
Q. 修正のやり取りについてはいかがでしたか?
修正については、専用のプラットフォームを使って映像上に修正内容を書き込むことができたので、感覚的にも視覚的にも修正をお願いしやすかったです。また、細かいニュアンスなどどうしても文字だけでは伝えきれない部分が出てきた際には、お電話でもやり取りすることができましたのもありがたかったです。返信も素早くいただけましたのでタイトなスケジュールの中、我々としても安心感がありました。
後日配信について
Q. 御社では株主総会後に後日配信を行っています。後日配信の意義について教えてください。
当社は比較的個人株主様が多い会社です。個人株主様に積極的に情報を届ける方策の一つとして、株主総会の当日に会場やバーチャル株主総会にてご参加いただけなかった株主様に向け、株主総会の様子を後日アーカイブ配信しています。事業報告をわかりやすく映像化したものを自社ウェブサイトに掲載することで、既存の株主様をはじめ、当社に関心をお持ちの投資家の方々にも、当社グループの事業についてより理解を深めていただけると考えています。
i-Cueに対して
Q. 我々に対するフィードバックをいただけますか?
今回4年ぶりの映像制作でしたが、我々としては満足のいくものができたと考えています。ナレーション収録においても我々が気づかなかった点をご指摘いただくなどi-Cueさんにはお世話になりました。一方で我々も他社の事例も含めて映像に関する知見を有しているわけではないので、本当に見やすい表現かどうか判断が難しい場合があります。そのようなときにこの場面ではこういう見せ方がいいですよとか、我々がイメージできない部分を積極的にご提案いただければと思います。i-Cueさんの知見をもとにより良い映像が作っていけたらと思っています。来年もよろしくお願いいたします。(取材日:2023年9月)